北海道・日本を代表するスキーリゾート、ニセコの中心に佇む静謐な地に、内省的な開発プロジェクト「Grand Tsuru Niseko(グラン・ツル・ニセコ)」が誕生しました。国際的に名高いスキー場から車でわずか2分という好立地にありながら、穏やかな森林道路に寄り添うように計画された本プロジェクトは、自然環境に溶け込むよう設計されています。敷地はシラカバやナラの原生林に囲まれた3つの広大な区画で構成され、給水設備を備えた4つ目の区画が離れに配置されています。
日本文化と自然美から着想を得たグラン・ツル・ニセコは、まさに建築的芸術作品です。名称の由来である“鶴”はプロジェクトの象徴であり、屋根の左右対称の勾配にその優雅な姿が映し出されています。外観は、伝統的な木造架構を思わせる軽やかさをまとい、深い軒、縦の金属外壁、そして自然木のルーバーが、建物に奥行きと温かみを添えています。
建築デザインは水平・垂直のラインを巧みに融合させ、周囲の自然と呼応するよう緻密に構成されています。敷地の地形に合わせて設けられたスキップフロアは、土地本来の流れを際立たせ、美しい吹き抜け空間を創出します。さらに、低く伸びやかな屋根形状は森と調和し、和のエントランスから建物全体に至るまで、一貫した美しい景観を描き出します。グラン・ツル・ニセコは単なる住宅ではなく、形態・機能・自然美が融合した、建築芸術の証といえる存在です。
3棟のゆとりあるヴィラは、それぞれが相補的な配置で一体的な景観を形成し、そのうち1棟は対称的なミラーレイアウトとなっています。各ヴィラは2階建てで延床面積250㎡を有し、開放的な吹き抜けのリビング・ダイニング・キッチンを備えています。加えて、各棟には和の意匠を取り入れた3つの専用バスルーム付きベッドルームがあり、主寝室にはタイル仕上げの和式浴槽を備えた広々としたフルバスルームが設けられています。ロフト窓から降り注ぐ自然光に包まれた階段室は、建物全体を優雅につなぐ象徴的な空間として設計されています。
グラン・ツル・ニセコは、建築的精度、文化的インスピレーション、そして自然の壮麗さが調和した唯一無二の存在です。それは住宅という枠を超え、まさに“作品”としての価値を体現しています。